患者様の情報を守るには、システムの対策だけでなく、パスワードや日々の運用を適切に管理することも大切です。 情報漏洩による影響や、医療機関様でできる対策、くりざーぶのセキュリティ対策をご案内します。
情報漏洩によって起こりうること
予約時に入力された氏名やメールアドレスなどの情報が外部に漏れると、患者様にご迷惑をおかけするだけでなく、 医療機関様への信頼を損なうことにもつながります。予約画面で取得する情報は、医療機関様で設定した入力項目によって異なります。
情報漏洩の原因は、システムへの攻撃だけではありません。パスワードの使い回しや共有、 メールの誤送信、端末の置き忘れ、パスワードを知るスタッフの退職後に変更しないことなど、 人の操作や日々の管理がきっかけになることもあります。
WEBシステムの特性とリスク
くりざーぶはWEBシステムであるため、IDとパスワードを知っていれば、誰でもどこからでもアクセスすることができます。 これは院内でのみ利用できる電子カルテやレセコンとは異なる特性です。
WEBシステムの便利さは、場所や端末(パソコンやタブレットなど)を問わずに利用できる点にありますが、同時にセキュリティ上のリスクも高まります。 電子カルテやレセコンは院内の特定の端末からしかアクセスできない物理的な制限がありますが、 WEBシステムはその制限がないため、IDとパスワードが漏れると外部から不正に利用される可能性があります。
この特性を理解し、適切な対策を講じることが重要です。IPアドレス制限やパスワード管理など、 WEBシステムならではのセキュリティ対策を活用することで、便利さと安全性を両立させることができます。
くりざーぶで行っているセキュリティ対策
複数の対策を組み合わせ、情報を守るための仕組みを設けています。
- 通信を暗号化し、第三者による盗み見や改ざんを防ぎます。
- WAFやreCAPTCHAを導入し、Webサイトへの攻撃や自動化された不正ログインを抑止します。
- 管理画面は海外からのアクセスを制限し、設定により、許可したIPアドレスからのみ利用できるようにできます。
- 契約者様に関わる一部の重要な操作では、ワンタイムパスワードによる認証を行います。
- 診察日の3か月後に、予約データに含まれる氏名やメールアドレスなどの個人情報を自動削除します。
これらの対策はリスクを低減するためのものであり、情報漏洩の可能性を完全になくすものではありません。 そのため、管理画面のパスワードや利用端末の管理もあわせてお願いいたします。
詳しくは セキュリティ対策について と 個人情報の保護について もご覧ください。
パスワードを見直しましょう
パスワードを長期間変更していない場合は、新しいパスワードへ変更することをおすすめします。 特に、次の場合は速やかな変更をおすすめします。
- パスワードを知っている従業員が退職した
- パスワードを他人に知られた可能性がある
- 他のサービスと同じパスワードを使っている
他サービスと異なるパスワードを設定し、メールやメモなど、他の人が見られる場所に記録・共有しないようにしてください。 変更は管理画面の「管理者専用メニュー」から行えます。
IPアドレス制限機能を活用しましょう
IPアドレス制限を有効にすると、あらかじめ許可した接続元からのみ管理画面を利用できます。 たとえば、医療機関様の回線からのアクセスに限定することで、院外からの不正利用リスクを抑えられます。
ご自宅など複数の場所から利用する場合は、それぞれの接続元を登録できます。 回線の変更などでIPアドレスが変わると管理画面にアクセスできなくなる場合がありますので、 設定前に利用場所や回線をご確認ください。
IPアドレス制限の詳細は IPアドレス制限機能について をご覧ください。 設定は「管理者専用メニュー」から行えます。
日々の運用でできること
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スタッフにパスワードを直接教えず、管理者の手でブラウザに保存(自動入力設定)して運用する
※紙へのメモや口頭共有を防ぎ、退職時の不正利用リスクを軽減できます。
(※ただしブラウザの設定等から確認される可能性はあるため、退職時のパスワード変更は必須です) - 管理画面にログインできる担当者(パスワードを知っている人)は必要最小限とする
- パスワードを知っているスタッフの退職時は、速やかにパスワードを変更する
- 不審なログインやパスワード漏洩の疑いに気づいた場合は、すぐにパスワードを変更する